■4-sticks
下記は2012年6月16日に書いたものです。
昨日無事に信吾を送ることが出来ました。 お通夜告別式にご参列頂きましたたくさんの みなさま本当にありがとうございました。 信吾がみんなに会わせてくれました。 また、事件当日から今もなお連絡を頂いているみなさま、ありがとうございます。 今、1人になって現実を少し受け入れてます。
「風を越えて夜を越えて時を越えて僕は行く 大切なもの無くしちゃいけないものを 今、抱きしめて行くそして歩きだすのさ」
信吾が書いた詞の一部です。
少し時間はかかるかもしれませんが、俺は信吾の魂と一緒に今日から1歩ずつまた歩いて行こうと思います。 まだまだ皆様には迷惑かけること多々あるかもしれませんがよろしくお願いします。 そして日本武道館へ向かってRe:startです。
弔辞でも述べましたが俺は「さよなら」は言わない。
ありがとう、信吾。
俺はいつまでか分からないけどまだこっちでやるよ。 だからそっちで少し寝て待っててくれ。
1日1日悔いの無いように生きて行くよ。
だからもうこの場を借りて色々書くのはこれで最後にします。
4-STICKS やぎ
あれから4年が経とうしている。
ここ書いてある通り俺はアイツの魂と一緒に歩いている。
災害もそうだが「風化」本当にものすごいスピードでやってくる。
毎年毎年開催させてもらってる追悼LIVE。
年々来場者も減少。
これはこのPureNightに限ったことではない。
いくつもの追悼LIVEを経験してるからわかる。
あの日から毎年この時期になると色々なことと葛藤する日々を送る。
「もうやらない方が良いんじゃないか?」「もう人が来ないんじゃないか?」等々。
でも、PureNightを始めようと思ったのはアイツのことを思い出す日というのがメインで始めさせてもらった。
1円でも多く支援金が集まればそれは何よりだが、アイツを忘れてほしくないから。
とある方の生誕LIVEで陣内さんが
「ある映画の一説で『人は二度死ぬ。一度目は現身の死、二度目は人の記憶から全て忘れ去られた時。』だから彼を忘れないでくれ」
とMCで話していた。
俺はアイツのことを忘れることは無いがたくさんの人の心の中で長く生きててほしい。そう願います。
あの事件のことも忘れないでほしい。
だからこの命日にあたる6/10はアイツの愛した新宿LOFTでアイツのために演奏したくさんの人とアイツの語り合う日にしてます。
少しでも時間があれば是非、ご来場頂き彼を思い出してください